珍しい原料の焼酎のお味は?



粕の焼酎

 

 

厳冬期の酒蔵に産する最上級吟醸粕を丹念にゆっくりと蒸留、アルコール度数39度に仕上げたのが、土佐鶴酒造の「吟醸粕焼酎・西屋久右衛門」です。39度、360ml。3000本完全限定生産の香り高き逸品です。

 

「西屋」は土佐鶴酒造の屋号で「久右衛門」は七代目の蔵元です。蔵元の名を冠したこの吟醸粕焼酎は年間3,000本しか製造できない、まさに土佐鶴が誇る逸品なのです。封を開けた瞬間から素晴らしい吟醸香が立ち上り、大変ゴージャスです。これこそ最多金賞受賞の土佐鶴酒造ならではの吟醸酒による銘品です。アルコール度数39度とは思えないような優しい口当たりで、いろいろな料理にも良く合います。

 

「会津武家焼酎」も粕取り焼酎を5年間も貯蔵熟成させてつくった、粕取り独特の風味が味わえます。福島県の花春酒造の焼酎で度数35度です。栃木県、島崎酒造の「かすとり焼酎・東力士」もあります。度数は25度。日本酒の酒粕から生まれた粕とり焼酎で、口に入れるとより強くなる香りに圧倒されます。熟成酒らしいなめらかさもあります。

 

度数40度を誇るのは「樽平・粕取り焼酎・30年熟成」です。山形県の樽平酒造の焼酎です。これは、単式蒸留機によって蒸留するという伝統的な製法でつくられるのが特徴で、原料の酒かす本来の特有な風味が味わえます。三十年熟成した本格派で、ブランデーやウイスキーを凌ぐほどの本格焼酎です。