珍しい原料の焼酎のお味は?



その他の原料

 

まだまだいろいろな原料の焼酎があります。香姫(かおりひめ)は何とパンの焼酎です。25度、720ml。これは菊水酒造のものですが、以外にもパンの酒は6000年前からあったそうです!当然ですがこの香姫はいわゆる「キワモノ」ではありません。

 

パンから造った酒は約6000年前のメソポタミア地方で既に造られており、これがビールの起源ともいわれているのです。しっかり歴史に裏付けされており、食パンを水に溶かし、焼酎こうじを入れて発酵させて仕上げています。

 

実際の味はパンが原料とは思えない、フローラルな香りで、スッキリと飲みやすい味わいの焼酎になっています。原料を知らずに飲めば、おそらくパンの焼酎とはだれも気がつかないと思います。原材料名には「パン」とだけ記載されています。

 

落合酒造場では「しょうが焼酎・四万十日和」(500ml、25度)を出しています。いわゆる四万十産生姜の焼酎ということです。高知県四万十町産の生姜で造られた珍しい「しょうが焼酎」です。生姜使用比率は20%以上です。

 

創業九十余年伝承の三石和甕によるかめ仕込みです。(一次・二次とも全量)、国内産米の米麹、国内産ニシノチカラの麦、四万十産の熟成生姜を原料に醸しており、風味豊かな単式蒸留した焼酎です。封を開ければ、「しょうが」の香りが透き通るようにひろがります。飲めば、鼻を抜けるまさに生姜の芳香。炭酸で割るとジンジャエール風になりますし、お湯で割れば生姜湯風にもなります。